[PR]小江戸
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2020年02月18日

THE BYRDS / THE NOTORIOUS BYRD BROTHERS (1968)

200218b邦題は『名うてのバード兄弟』な第5作で
活気のあるブラスで幕を開ける
「人造エネルギー(Artificial Energy)」から
ジェリー・ゴフィン/キャロル・キング作の
感傷的な「ゴーイン・バック」と
「ワズント・ボーン・トゥ・フォロー」って
押しも押されもしない名曲が印象に残る……
ロジャー・マッギンと衝突したことで
デビッド・クロスビーが制作途中に解雇
さらにマイケル・クラークも脱退して
レコードが店頭に並んだころには
バーズはマッギンとクリス・ヒルマンの
ふたり組にまで縮小してたけども
このあとグラム・パーソンズを迎えて
『ロデオの恋人(SWEETHEART OF THE RODEO)』(1968)を録音
カントリー・ロックを世に広めるわけで
バーズがフォーク・ロックからサイケを経て
カントリー・ロックに向かう過渡期の一枚だよ
坊や

私が買った再発盤はボーナス・トラックで
マッギン作のインド風味なインスト「ムーグ・ラガ」とか
アルバムに入んなかったのにクロスビーが怒った
いわくつきの「トライアド」やなんかを追加
「ドルフィンズ・スマイル」のアレンジをめぐって
バンドの面々が口論する様子も収めてる……
「バーズのファンで『バード兄弟』が
 いちばん好きなんて人いるのかよ」みたいなこと
師匠のひとりはむかしいってて
私もほかにもっと好きな作品あるものの
なんたって60年代のバーズだ,悪いはずないレコードだよ
坊や

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nonemu at 23:56│Comments(0)音楽 

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